エンデュランススポーツにバーベルを持つトレーニングは必要?
結論からいうと必要です。とても必要です。怪我の予防のみならず体力の強化やタイムの向上には必要不可欠なものと自分は捉えています。
1.なぜ必要?筋力トレーニング
自分はもともと市民マラソンやトレイルランニング等の各大会に参加をしています。
参加しているとはいえ、タイムは平凡なものなのですが…
現在は、アイアンマンレースに向けて日々トレーニングに励んでいるところです🔥
アイアンマンレースというと
スイム3.8km
バイク180km
ラン42.195km
という過酷なスポーツです。
このアイアンマンレース完走を目標に掲げていますが、体力はもちろんのこと筋力の面でも耐えきれない自信があります。
そこで現在は、徹底的に週2回みっちりと補強トレーニングを行なっている最中であります。
疑問に感じた方もいると思われます。
持久系のスポーツなのにトレーニングが必要なの????と
個人的には必ず必要であると感じられます。
それは怪我予防の観点からしても筋力があって悪いことはないと思います💪
実際に体重の何倍もの力が足にかかり続けるわけですから、筋力がないと膝が痛くなったり股関節が痛くなったりするのは当然のことでしょう。
しかし、ここで大事なのが、膝周りの筋肉だけをつける。股関節周りの筋肉だけをつけるということや末端の筋肉だけをつけるというのはやめましょう。
ふくらはぎなどの末端の筋肉はそもそも鍛える必要がありません。末端の筋肉がつくというのは体幹も含めた筋力トレーニングを行った時につく副産物として捉えてみてもいいかもしれません💡
仮にふくらはぎの筋肉が普段のランニング等で大きくなってしまうという時には体をうまく使えていない証拠になりますので、走り方や体の使い方を見直してみるといいでしょう。
ここからはフルマラソンを例に挙げますが、40kmも走り切る体力ある前提で話を進めます。
よく30kmの壁、35kmの壁と耳にされると思いますが、あの壁は心肺機能よりは筋力の問題が大きいのではないかと自分は思っています。
実際にナイキオレゴンプロジェクトの選手たちも30kmの壁のためにスクワットなどの筋力トレーニングをしているのだとか…
自分も実際には50kmや88kmのウルトラマラソンも参加をして完走した経験があります。このことからしても体力的には問題はないはずなのですが、スピードをどんどん上げて
走ると身体が痛くなる。背筋やハムストリングスといった筋肉がバキバキになってくるのであります。
この原因は自分でも考えているところではありますが、
一つ目にフルマラソンを走るほどの筋力がなかった。
二つ目に背面の筋肉の柔軟性が乏しかった。
三つ目にランニングに必要な動き作りがなされていなかった。
という3つの課題を克服するために明日から信頼できるS&Cトレーナーの方の指導のもとトレーニングを頑張ろうと思います🔥